文字書き 鉄則
2007年 01月 22日
2chの創作系スレのどこかから引用(元スレ失念
・主人公マンセーは読者の反感を買いやすい。
・主人公の良さは「台詞による説明」ではなく、日常生活の中で「描写」すること。
・男キャラは顔さえ良ければいいというものではない。老人や子供にも個性を。
・世界観は、既存の設定をそのまま持ってくるか、完全創作かどちらかに。
中途半端はギャグになる恐れあり
・「エセ○○」「○○風」「なんちゃって○○」は一見楽なようでいて、かなり技術がいる。
素人にはおすすめできない
・テーマは一貫させる。
その時その時で気に入っているものを無理に作品内にねじ込まない
・自分の頭にある事と、読者が判っている事とを混同しない
・異世界に現代日本の価値観を持ち込まない
***
自分なりの考察
>・主人公マンセーは読者の反感を買いやすい。
→いわゆるメアリー・スーキャラ、というヤツ。
主人公じゃなくても、明らかに「作者の一方的な贔屓」が感じられるキャラは、反感を買う。
愛は、平等にするべき。
ただし、描写は、主人公(メイン)>サブ>モブを崩さない。
>・主人公の良さは「台詞による説明」ではなく、日常生活の中で「描写」すること。
→台詞だけだと、描写に深みが出ない。
設定でだけ良いキャラということを出されても、説得力があまりない。
「良さ(強さ)」を裏付ける描写があって初めて、そのキャラの良さが伝わる。
>・男キャラは顔さえ良ければいいというものではない。老人や子供にも個性を。
→ 設定に幅を持たせる、ということ。
老人だからこういうキャラ、子供はこういうキャラ、という作者のイメージだけで作らない。
同じことが女性キャラにも言えると思う。
>・世界観は、既存の設定をそのまま持ってくるか、完全創作かどちらかに。
中途半端はギャグになる恐れあり
→コレは自分が設定を作るのが苦手なので、常に既存の設定流用なのだけど、
創作物の一般的な観点から見て、かなり緻密に世界観を考えているな、と感じられる人は、
完全創作であっても、既存の設定・資料をきちんと調べている気がする。
逆に、世界観を作りこんでいるように見えても、あまり資料を調べない人は、
やはりディティールが甘い。
>・「エセ○○」「○○風」「なんちゃって○○」は一見楽なようでいて、かなり技術がいる。
素人にはおすすめできない
→上のとやや被るが、資料を調べるのが面倒くさいから~風、というのは、
創作活動における冒涜だと思っている。
資料を調べる手間を省いてはならない。
>・テーマは一貫させる。
その時その時で気に入っているものを無理に作品内にねじ込まない
→ひとつのストーリー内での視点の固定。
違うテーマで書きたいなら、別の話を作る。
ダブルテーマで書くのは、よっぽど自分の文章に自信がない限り、やらない。
それと、いくら気に入っている、書きたいテーマだからといっても、
明らかに創作物の世界観にそぐわないテーマは無理にねじ込まない。
世界観の崩壊の原因となる。
>・自分の頭にある事と、読者が判っている事とを混同しない
→作品内部で、確実に文章で描写された部分が読者のわかっている範囲。
台詞で描写された部分が、作品中で、キャラがわかっている範囲。
設定だけで出された分は、自分の脳内の範囲。
伏線は、脳内の範囲、気づいてもらうことを前提にして出さない。
回収できなかった伏線は、潔く捨てることも重要、
後からコメント等で未練たらしく説明しないほうがスマート。
どうしても拾えなかったなら、その伏線を使ってもうひとつ作品を作ればよい。
>・異世界に現代日本の価値観を持ち込まない
→異世界は、現代日本じゃないから異世界という。
現代日本の価値観を持ち込むなら、最初から現代日本を舞台にすること。
異世界でなくても、外国などを舞台にするなら、
その国の風習を描写しないと、おかしな国になってしまう。
創作活動をするときは、どれだけ自分の書きたいテーマに対して、真摯に向き合うかが重要。
その一環が、資料を調べる行為であると思う。
調べた資料をたとえそのときは使わなかったとしても、調べたことによって蓄積された知識は、
必ずどこかで役立つものである。
逆に、調べたからといって、無理にねじ込んでも、説明文くさくなってしまう。
どれだけ自分なりに解釈・理解を深められるか、そういう文章読解・分析能力もまた、
作品創作には必要なものではないだろうか。
・主人公マンセーは読者の反感を買いやすい。
・主人公の良さは「台詞による説明」ではなく、日常生活の中で「描写」すること。
・男キャラは顔さえ良ければいいというものではない。老人や子供にも個性を。
・世界観は、既存の設定をそのまま持ってくるか、完全創作かどちらかに。
中途半端はギャグになる恐れあり
・「エセ○○」「○○風」「なんちゃって○○」は一見楽なようでいて、かなり技術がいる。
素人にはおすすめできない
・テーマは一貫させる。
その時その時で気に入っているものを無理に作品内にねじ込まない
・自分の頭にある事と、読者が判っている事とを混同しない
・異世界に現代日本の価値観を持ち込まない
***
自分なりの考察
>・主人公マンセーは読者の反感を買いやすい。
→いわゆるメアリー・スーキャラ、というヤツ。
主人公じゃなくても、明らかに「作者の一方的な贔屓」が感じられるキャラは、反感を買う。
愛は、平等にするべき。
ただし、描写は、主人公(メイン)>サブ>モブを崩さない。
>・主人公の良さは「台詞による説明」ではなく、日常生活の中で「描写」すること。
→台詞だけだと、描写に深みが出ない。
設定でだけ良いキャラということを出されても、説得力があまりない。
「良さ(強さ)」を裏付ける描写があって初めて、そのキャラの良さが伝わる。
>・男キャラは顔さえ良ければいいというものではない。老人や子供にも個性を。
→ 設定に幅を持たせる、ということ。
老人だからこういうキャラ、子供はこういうキャラ、という作者のイメージだけで作らない。
同じことが女性キャラにも言えると思う。
>・世界観は、既存の設定をそのまま持ってくるか、完全創作かどちらかに。
中途半端はギャグになる恐れあり
→コレは自分が設定を作るのが苦手なので、常に既存の設定流用なのだけど、
創作物の一般的な観点から見て、かなり緻密に世界観を考えているな、と感じられる人は、
完全創作であっても、既存の設定・資料をきちんと調べている気がする。
逆に、世界観を作りこんでいるように見えても、あまり資料を調べない人は、
やはりディティールが甘い。
>・「エセ○○」「○○風」「なんちゃって○○」は一見楽なようでいて、かなり技術がいる。
素人にはおすすめできない
→上のとやや被るが、資料を調べるのが面倒くさいから~風、というのは、
創作活動における冒涜だと思っている。
資料を調べる手間を省いてはならない。
>・テーマは一貫させる。
その時その時で気に入っているものを無理に作品内にねじ込まない
→ひとつのストーリー内での視点の固定。
違うテーマで書きたいなら、別の話を作る。
ダブルテーマで書くのは、よっぽど自分の文章に自信がない限り、やらない。
それと、いくら気に入っている、書きたいテーマだからといっても、
明らかに創作物の世界観にそぐわないテーマは無理にねじ込まない。
世界観の崩壊の原因となる。
>・自分の頭にある事と、読者が判っている事とを混同しない
→作品内部で、確実に文章で描写された部分が読者のわかっている範囲。
台詞で描写された部分が、作品中で、キャラがわかっている範囲。
設定だけで出された分は、自分の脳内の範囲。
伏線は、脳内の範囲、気づいてもらうことを前提にして出さない。
回収できなかった伏線は、潔く捨てることも重要、
後からコメント等で未練たらしく説明しないほうがスマート。
どうしても拾えなかったなら、その伏線を使ってもうひとつ作品を作ればよい。
>・異世界に現代日本の価値観を持ち込まない
→異世界は、現代日本じゃないから異世界という。
現代日本の価値観を持ち込むなら、最初から現代日本を舞台にすること。
異世界でなくても、外国などを舞台にするなら、
その国の風習を描写しないと、おかしな国になってしまう。
創作活動をするときは、どれだけ自分の書きたいテーマに対して、真摯に向き合うかが重要。
その一環が、資料を調べる行為であると思う。
調べた資料をたとえそのときは使わなかったとしても、調べたことによって蓄積された知識は、
必ずどこかで役立つものである。
逆に、調べたからといって、無理にねじ込んでも、説明文くさくなってしまう。
どれだけ自分なりに解釈・理解を深められるか、そういう文章読解・分析能力もまた、
作品創作には必要なものではないだろうか。
by usanosuk
| 2007-01-22 00:04